刺繍加工に藤原刺繍はなぜパールヨットの糸を使うのか
なぜ刺繍加工に藤原刺繍はパールヨットの糸を使うのか
私はミシン刺繍加工の仕事をしています。
長年、さまざまなメーカーの刺繍糸を試してきました。
その中でたどり着いたのが、パールヨットのレーヨン刺繍糸です。
結論からお伝えします。
「色が変わらない」という一点が、決め手でした。
刺繍は、洋服やユニフォームのデザインの一部になります。
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スレン染色という特別な技術
パールヨットのレーヨン糸は「スレン染色」という方法で染めています。
これは、色あせ・色落ちがもっとも起きにくいとされる染色技術です。
スレン染料は水に溶けない性質を持っています。
だから、汗・洗濯・日光・薬品にとても強いのです。
この染色をレーヨン刺繍糸に施しているのは、世界中でパールヨットだけです。
50年以上の実績が、この糸を支えています。
プロとして「色の安定感」は外せない
仕事で使う糸は、仕上がりの品質に直結します。
お客様が納品後に「色が変わった」と感じると、それは信頼に関わります。
だからこそ、堅牢度の高い糸を選ぶことは、プロとしての責任だと思っています。
パールヨットの糸は光沢もきれいです。
レーヨン特有のなめらかな質感が、刺繍の仕上がりを美しく見せてくれます。
「色が長持ちする」「光沢がある」、この2点がそろっているのが選んでいる理由です。
パールヨットのレーヨン刺繍糸を使い続けるのは、単なる習慣ではありません。
品質への確信があるからです。
仕事に使う道具は、信頼できるものを選ぶ。それだけのことです。
刺繍が施されたユニフォームや作業着を、毎日洗濯していませんか?
洗えば洗うほど、糸の色は少しずつ変化していきます。
これは糸の「堅牢度(けんろうど)」という性質に関係しています。
堅牢度とは、色の強さを表す指標です。
耐洗濯・耐汗・耐日光・耐薬品などの項目で評価されます。
この数値が高いほど、色は長持ちします。
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普通の刺繍糸と何が違うのか
一般的な刺繍糸は「反応染め」などの方法で染色されています。
これでも十分な堅牢度はありますが、パールヨットはさらに上をいきます。
使用しているのは「スレン染色」という特別な技術です。
スレン染料は水に溶けない性質を持っています。
そのため、汗や洗剤に触れても色が溶け出しにくいのです。
さらに、日光による褪色や、酸化ガスによる変色も起こりにくいです。
洗濯回数が多いものこそ、糸選びが大切
ユニフォーム・作業着・スポーツウェアは、洗濯の回数が多いアイテムです。
こういった用途の刺繍には、堅牢度の高い糸が向いています。
パールヨットのレーヨン糸は、まさにそのような現場を想定して作られています。
また、赤ちゃん向けの製品にも対応しています。
エコテックス®スタンダード100規格の製品クラスⅠ(乳幼児用)を取得しているため、安全面でも安心です。
品質と安全性の両方を備えた糸といえます。
刺繍糸の色あせは、染色技術の違いで大きく変わります。
パールヨットのレーヨン糸が特別なのは、世界唯一のスレン染色を採用しているからです。
長く使うものに刺繍を入れるなら、糸の選び方にもこだわってみてください。
パールヨットの刺繍糸、何を選べばいい?
パールヨットのレーヨン刺繍糸には、いくつかの太さがあります。
太さは「デニール(d)」という単位で表されます。
数字が大きいほど、糸は太くなります。
主なラインナップは 75d・120dです。
それぞれ用途が少し違います。
どのように使い分けているか、簡単にご説明します。
太さ別の特徴と使い分け
75d(細め)は、細かいデザインや小さい文字の刺繍に向いています
ユニフォームや帽子など、一般的な刺繍加工に使われます。
120d(標準)は、もっとも汎用性が高い太さです。ボリューム感のある刺繍に向いています。
光沢がより強く出るので、デザインが映えます。
普通のロゴや面を埋める刺繍に適しています。
色数が多すぎて選ぶのが大変!
パールヨットの糸は、カラーバリエーションがとにかく豊富です。
正直なところ、多すぎて選ぶのに迷うことがあります。
光の当たり方によって見え方が変わるので、余計に悩みます。
そこで役に立つのが見本帳(サンプル帳)です。
実際の糸の色と番号が確認できるので、色選びがスムーズになります。
パールヨットの公式サイトからも確認できます。
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